狼と赤ずきん。





それから一カ月がたち、


生徒たちは流本が留学することに気付き始めた。




「なぁ、どれくらい向こうにいる?」



「1年間かなぁ。」


「マジかよ!お土産よろしくな!」



「覚えてたらね♪」



「そう言って買ってこないんだろぉ~!」



「ご名答☆」




休み時間、



流本の周りはいつにもまして男子が寄ってきていた。