私はいただきますと手を合わせて、 ごはんを食べ始めた。 父親は仕事。 お菓子会社の課長さんで 最近は家に帰ってくるのが遅い。 どうやら、近々新しい商品を出すらしい。 その時はよく、私に試食品をくれて嬉しから お父さんはいい人だと思う。 そんな感じで私の家族は一般的な幸せな家族。 普通に平凡に暮らしていた私には、 荒月の家庭の事情はとても恐ろしく感じる。