狼と赤ずきん。




「おーい、白杉ー?」



「えっ、はい?」


「いい加減離してくれよぉ。身動きできないぞぉ。」




「あっ、ごめん…。」




私は流本の裾を離した。




顔が熱い。



流本は私にほほ笑んでから男子のほうへ行ってしまった。








「白杉さん、青春だねぇ~。」




西塔さんと佐倉田さんは私を見てニヤニヤ笑っていた。