着いてしまった。 荒月の家。 来たらちょっと緊張と不安が。 猫はいつの間にかどっかへ行ってしまった。 これって自分でどうにかしろってことだよね? 私は深呼吸をして戸をトントンと叩いた。 返答がない。 居ないのかな? いや、自宅謹慎だし居るはずだ。 私は家に上がった。 あれ…いいのかな、こんなことして。 そう思いながら洋間についちゃった。