「怪我はない?」 警察の一人が知らない間に私の横にいた。 西塔さんと佐倉田さんは知らないうちにどっか行っちゃったみたい。 「え…あ…えっ………。」 「大丈夫みたいだね。早く帰りなさい。 なんだったらパトカーで送ろうか?」 「えっ、あ……帰れます…。」 警察は親切に言ったみたいだけど、 パトカーで家まで送ってもらったら近所で噂にされちゃう。 私はすっかり暗くなった道を 母親に怒られた子供ようにトボトボ歩いた。