自然と京子と目が合った。
京子も「え?」と不思議そうな顔。





「陽斗くん陽斗くん」


「あ?何だよ、“くん”って。 気持ち悪ぃなー」








「五十嵐先輩って彼女いるの?」






ごくり。
ドラマや漫画みたいに自分がつばを飲む音がやけに大きく聞こえた。