私はどうして先輩に出会ったのか
どんな格好だったか
どんなところにきゅんときたか

を事細かに話し続けた。


京子はうんざりせずに「うん、うん」と全部聞いてくれた。


『でも・・・7歳差?』


満足していると、京子がぽつりと言った。

私が15歳で先輩が22歳。

話に夢中で、一番大事な“年齢”のことを忘れていた。


「やっぱり難しいかなぁ・・・?」


『ううん!私の友達の親なんか、10歳差だから!!全然アリだと思う!!』


じゅ、じゅっさい!!!

それはそれですごいなぁ・・・。



『それに、今の話で柚がどれだけ一瞬で先輩のこと好きになったかわかったよ』


「そ、そう?」


「うん!だから、自信持って。私も応援するよっ」


「京子ぉ・・・・」


わぁ・・・やばい。
今、ほんとに泣きそうになった!!

ありがとう。京子。


ありがとう・・・。