私は聖奈に貢物の服を借りた。


「メイク終わったぁ?」

「まだだよ。」

「雅遅い‼」

「終わった♪」


「…雅、ホントに楊貴妃みたぁい♪」

……これ、…ホントにあたし?

林道 雅?

自分で言うのもなんだけど、かなりイケてる☆

ミニのワンピのようなドレスに、金髪のロング。

「雅‼それなら蓮クンも落ちるって♪」

「落とす気ないし…。」

「つまんないの!ディナー羨ましい…。」

「あんた行ってんじゃん‼」

「親父とでしょ?あんなのキモイッて‼」

「ゴメン♪」