「僕はアイツでアイツが僕だ。鏡であり、虚像だ」





幸福は、言った。















「僕はアイツでアイツが僕だ。運命と僕は………」


僕は。アイツは。


―――――――僕らは。












「僕らは――――――1人だ」



幸福は、出ていった。


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