対して、



心は、どうだろう。


心という概念は、特別だ。


身体といつも、共にあるのに、生きもしないし、死にもしない。

概念だからという訳でもなく、生きもしないし、死にもしない。


象を持っている訳でもなく。


どんなカタチでも、適応して、いびつに曲がり、成り果ててしまう。


言ってしまえば、寄生虫の様なモノだ。

個体別に寄生し、宿主に因って象が変わる………

否、これは表現上、矛盾が生じるから例としては適さない。

生死の概念が無い事を前提に話しているからだ。


故に――――ロボット

そう、ロボットを例えにした方が良い、か。