ゴーストオブアイデンティティー

その言葉に、桐は。


桐の心は。


呻いた。



   ・・・
嗚呼。勝った。


初戦は、私の勝ちだ、と。





同時に、ぞっとする程の罪悪感が、桐を襲う。


桐は、嘘をついた。

嘘を、ついた。




運命を幸福と会わせる。


      ・・・・
そんな気は、毛頭無い


桐は自分の中に何か、黒いモノが浮かび上がるのを感じた。