「なるほどね………。 ……噂の完璧な王子様は愛しい姫の危機を助けるためならナイトにもなるってことか……。 ってかなんで俺の名を知ってたんだ?」 「一回名簿を見たときに全部おぼえたんですよ。」 すると白山楓(自称王子様)はなるほどというふうに頷き、あたし達の方へ近づいてきた。 そして龍ヶ峰に臆することなく、堂々とあたしの頭をぽんぽんと優しく叩くと苦笑いしながら申し訳なさそうに口を開いた。 ※