ドアにある窓から中を覗くとピアノに誰かが腰掛けていた。 よく見ると………特別寮まで運んでくれた人だった!! ピアノを弾く様子もなくただ宙をぼーっと眺めている…… まるで一枚の絵の様で思わず感嘆のため息が出る。 近付こうとして前へ一歩踏み出すとそこは…… ドアだった あたしまだドア開けてなかったんだっけ 『いったぁ………』 額をぶつけてしまって思わずうずくまると目の前にすっと手が差し出された。 「大丈夫?」 ※