『ちょ、ちょっと!!手はなしてよ!!』 あたしは目に覆い被さっている龍ヶ峰の手をどけようともがいた。 「離さねぇよ……。 俺、お前の御主人様だからな… 逆らうならメイドから下ろすよ……?」 耳元で喋られてまた体が反応する。 そして※メイドから下ろす※という切り札を使われたあたしは反抗できなくなった。 そのとき首筋に小さな痛みが走る。 「これからお前が約束破るたびに一つずつつけてやるからな……」 龍ヶ峰はそう妖しく囁くとあたしの目から手を退けた。 ※