『ひゃ、ひゃぁっ!!』 あたしを抱き上げた(しかもお姫様だっこ)人を見るためにあたしは反射的に顔をあげた。 すると目があった…………。 その人はにこっと笑い口を開いた。 「お姫様♪行き先はお城じゃなくて特別寮だろ?」 『う、うん……!! て、てか貴方は……だれですか…??』 「俺?俺は……通りすがりの王子様だよ♪」 そして白い歯を出してにっと笑った。 ………かっこいい…… あたしの頬が少し紅く染まった。 ※