通学鞄を取りにまずは教室に急ぐ。 そっとドアを開けるとそこには春の風にふかれながら優雅に本のページをめくる美少女(弥生ちゃん)がいた。 『あ、弥生ちゃん!!』 すると弥生ちゃんは本を席に置いてこっちに駆け寄ってきた。 「優花さん!!どこに行ってたんですか!!」 『あ、そのちょっといろいろあってね……』 あたしは弥生ちゃんに今まで起きたことを余すところなく全部話した。 ※