龍ヶ峰さんは笑みを浮かべた顔をあたしの耳へと近づけ、フッと息を吐いた。 『ひゃっ……』 反応したくないのに勝手に反応してしまう体が憎らしい…… どこかでそこから快感を求めようとしている自分に吐き気がした。 「お前……感度高すぎ……………」 顔を耳に近付けたまま言うもんだから彼の息が耳を撫でるたびにあたしの体はビクビクと痙攣した。 ※