しばらく操作をしたあとパソコンを白山に向けなおした。
「これ、ハッキングできるか?」
「はぁ?つかこれなんのページだよ。」
「この学校を建設した会社。
いや、理事長のパソとかハッキングしてもいいんだけど、昔俺が遊び半分でハッキングしたらばれてめちゃくちゃ怒られてさ、それ以来ハッキングされににくくなってるらしいからここのほうが簡単だぜ。」
「お前……遊び半分でなにしてんだよ………
少し時間くれればできると思うが………」
そういいながら白山はパソコンに手を伸ばしてなにか操作しだした。
「じゃぁ、この学校のつくりがのってるページ……っつーか見取り図てきなのを開いたらそこ保存しておいて。」
了解と示すように白山がひらひらと左手をふった。
それをみたあと俺は念のため必要なものを取りに再び地上へと走った。
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