※ご主人様は完璧王子?※






しばらく考え事をしていてどっかに行っちゃった意識を体に戻す。




すると龍ヶ峰さんと目が合った。

何故か目をそらせることができなくなる。





すると龍ヶ峰さんは音もなく立ってこちらに近づいてきた。


一歩ずつこっちにゆっくりと近づいてくる。



コツコツ……



あたしはなんだか怖くなって椅子ごと後ろに下がった。



コツコツ

ガタッ


コツコツ

ガタッ



コツコツ……




そしてまた後ろに下がろうとしたとき、壁に阻まれて下がれくなった