※ご主人様は完璧王子?※



あたしがここにいても邪魔なだけだから、あたしは白山に頭を一回下げたあと自分の部屋へと戻った。


そのままベッドにダイブしたあと自分の顔にうっすらと笑みが浮かんでるのが自分でもわかる。


「そっか………龍ヶ峰元気なんだ………
……良かったぁ………」


思わずつぶやいた声はいつもよりも少し元気な声で、なんだか頑張ろうって素直に思えたりした。