『りゅ、龍ヶ峰がどうかしたのっ?』 思わず身を乗り出してきくと白山は驚いたように目を見開いたあと少し悲しげな顔をして口を開けた。 「最近話し合いのためにたまに会うんだ。 この前会ったときはこの作業終わってた。あいつも一応有名学校通ってんのに尋常じゃないスピードだよ。」 『げ、元気だった…………?』 すると白山は微笑みながらぽんぽんっとあたしの頭をたたいた。 「あいつがくたばるような可愛い体力してるか?」 ふるふると首をふると白山は満足げに頷き、また書類へと目を落しはじめた。 ※