「若いわねー」 見た目では理事長の方が断然幼いですよ。 あたしがそんなことを思ってるなんてつゆも知らず理事長はジャケットの内ポケットからピンク色の可愛らしい紙を出してあたしに渡した。 「洋服は召使用の正装を着てね、あと二時間後にそこの紙に書いてある場所に集合。」 そう言うと忙しそうに早足で駆けていった。 あと二時間しかないことに驚いてとりあえずあたしは洋服をとりに懐かしいあの部屋へと足をすすめた。 ※