無理矢理顔をあげせることもやろうとすればできたはずなのに俺はあえてそうしなかった。 ひたすら二人の間に沈黙が流れる。 俺はその沈黙を破るように優花を抱き締めた。 息を吸う音が耳元で響き、ここに優花がいることを実感できた。 「なぁ………。 戦いに勝ったら……俺のものになれよ。」 何を思ったのかわからない。 ただ、口から言葉が出てきてしまった。 でも、止めないのは自信があったから。 俺のものにする自信があったから。 ※