「そうねぇ………今までだと、いかさまなんでもありポーカーとか、世界の賢人読んできて暗号作ってもらったり、あといきなり劇に出てどれだけアドリブがきかせれるかとかあったわよ。」
理事長は懐かしそうに目を細めながらにやにやして話していた。
………もしや、これらって理事長を取り合ったやつらがやったことじゃねぇか?
それをにやにやしながら語るなんて……
額に変な汗が流れて口がふさがらなくなった。
するととなりで白山がやけに真面目な口調で口を開いた。
「この勝負俺が仕掛けたんだから内容はお前が決めていいよ。」
いつものようににやっとは笑わず、俺の目をまっすぐ見ていたので俺は思わずひるんでしまった。
いつもの自信よりも負けたらどうしよう不安が俺を包む。
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