やっとつまんない授業も終わり、俺は白山に話し掛けた。
「白山君!!一緒に食事でもいただかないかな?」
すると白山はニヤッと笑い、片方の眉をピクッと上げて頷いた。
さぁ、楽しい食事の時間だ………。
とっても楽しい……ね。
「僕はこれを。あ、コーヒーは最初にください。」
「んじゃぁ、俺も同じ様におねがーい。」
注文を聞いたウェイターがドアの向こうへ消えるのを見た瞬間に俺は仮面を剥ぎ落とした。
「んで、お前はどういうつもりだ?」
単刀直入に聞くと白山はまたあのニヤニヤ笑いを浮かべながら俺の質問をはぐらかした。
「どういうって……?」
その顔を冷たく睨みながら俺はちょっと凄みを聞かせた声で迫る。
つか本当にうぜぇな、こいつ。
「しらばっくれんな。実は俺短気なんだよ。」
すると白山はわぁ、こわぁい、とか面白そうに呟いたあといきなり真面目な顔になって俺の目を見てこう言った。
「俺、優花のことが好きなんだよね。」
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