『ご、ごめんなさいっ!! ほ、保健室探しててここ開けたんです!!』 パッと龍ヶ峰さんから離れたあとふと部屋を見回す、あたし……… 等間隔に並べられた豪華な机と椅子にさっき紅い絨毯の上を通った方々が召使のような人を隣に置いて優雅に座っている……… 『えっと…あの………ここどこですか……?』 すると龍ヶ峰さんはびっくりしたように目を見開いたあと、抑え切れなくなったように笑いだした。 他の皆さんもクスクスと笑っている……… ※