「悪い仔にはおしおき……」 そう言うと龍ヶ峰はいきなり身を屈めてあたしの額にチュッと音をたててkissを落とした。 その瞬間に怒る気が失せるあたし。 頬も一瞬にして真っ赤に染まり、熱を帯びてくる。 今までに無いぐらい優しい雰囲気の龍ヶ峰にあたしは頭がのぼせちゃったみたいだ。 あたしが黙り込むのを見ると龍ヶ峰はゆっくりと廊下を歩いた。 しばらくすると外に出た。 眩しいぐらいの朝の太陽が頬の紅いあたし達を照らした。 ※