「だから、言ってんだろ?
優花の居場所を教えろって。」
「本当に知らないのよっ!!
あたしは人に頼んだだけですものっ!!!!」
「頼んだ……?」
するとそいつは泣き喚きながら答えた。
「そうよ!!頼んだのよ!!
あたしがパソコンルームまで連れ出してそのあとはその辺の男になにをしてもいいっていう約束で頼んだのよっ!!!!」
頭の中が真っ白になる。
怒りがまるで巨大な波のようにおしよせてくる。
「は……?
なにをしてもいいだと………?
もしそいつらがこの俺のものに手出したら、お前を生きたままズタズタに引き裂いて地面に埋めるからな………」
そう言い捨てると俺は手がかりを求めてとりあえずパソコンルームへと入った。
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