「お、おふざけ…………?」 あまりにもぽかんとした顔でいうからだんだん笑いがとまらなくなる。 「ははは……そう、お・ふ・ざ・けだよ。」 嘲笑いながらそう言うと真里亜の顔が怒りで紅く染まった。 「こ、この私におふざけだなんてっ!! しかも笑うなんて、人をなめるにもほどほどにっ……」 不意に顔を近付けて口を黙らせる。 「お前さ………自分の立場わかってんの?」 「た、立場……?」 俺はにやっと悪魔のように笑った。 ※