『な、なにかあたしに御用があるんでしょうか?』
「えぇ………あの、ちょっとこちらにいらしてくださる?」
あたしは廊下へ出るととなりのコンピューターばかりの部屋へと招かれた。
先に入るように促されて頭をぺこりと下げながら入る。
お人形さんも入るとドアをガチャッと閉めた。
『で、あの御用というのは………?』
おそるおそる聞くとお人形さんはあたしをギラッとにらみつけた。
今までの友好的な雰囲気が一気に凍り付いた………
そしてお人形さんはあたしに言葉を冷たく言い捨てた。
「薄汚い召使が………」
※
