※ご主人様は完璧王子?※




弥生ちゃんは携帯を打ち終わるとまたあたしのとなりに座った。
そしてゆっくりと口を開き始めた。



「あの………優花さんはこれからどうしたいんですか?」



『これからって?』


だいたい内容は想像ついたけどあえて聞き返してみる。


「想とですわ。このままいやな雰囲気で終わりたいんですか?」



『……そりゃ嫌だけど…………』


そういうと弥生ちゃんは花が咲くようにぱぁっと笑った。


「そうですわよね!!なら、仲直りするしかないですわ!!」



弥生ちゃんがそう言った瞬間にドアがバンッと開き、なんと想が入ってきたのだ!!!!