『弥生ちゃん、どしたの? なんかめっちゃ笑ってるけどいいこととかあったの?』 すると弥生ちゃんはあたしを見て悪戯を思いついた子供のようににこっと笑った。 「なにもありませんわ♪」 『てか電話誰からだったの?』 「あ、えっと……お父様ですわ!!」 しどろもどろに答えながら携帯をカチコチと打ちはじめる弥生ちゃんの様子は明らかに動揺しているようだった……… 怪しいけど……まぁ、あたしに関係ないだろうしいっか!! ※