「うわっ、何あれ?!」

「蛇だよ」

「きもちわるーい……」

かぐやはそう言って帝の腕にがっしりとつかまる。

「怖いの?」

「べ……別に怖くなんか……ひぇっ?!」

かぐやの目の前に蛇(もちろん死んでる)を持ってきた。

「怖いんじゃん?」

「うっさい!!」

今、かぐや達がいるのは市場だ。