竹から黄金を見つけるようになってから、翁たちはお金持ちになり、それに従うように子供もすぐに大きくなった。そして二人はその子に名前も付けさせた。

この子は美しく、芸事の才能に秀でていた。そして、この子の奏でるお琴は皆に安らぎを与えた。

この子がいる部屋は常に明るかった。

そして付けた名前は
「なよ竹のかぐや姫」
皆はかぐや姫って呼ぶけど……。