「ありがと♪」

毎度のことながら恥ずかしい……。

「今日は大サービスでびっくりしたよ」

「別にサービスとかじゃないし……!」

「えー? サービスでしょ? いつもはこんなにがっしり抱き付いててくれないじゃん」

かぐやは言われてから自分が帝に抱き付いたままだという事に気付いた。

「いや……これは……その、えと」

上手い言い訳が思いつかん。