高1の冬、ちょうど期末が終わった頃、真二が言った一言で俺の夢は変わった。
「3人で歌ってみないか?」
いつも真面目な真二の目は見たこともないぐらいにまっすぐだった。
一緒に居た拓也もいつものバカげた笑顔ではなく、期待に満ちた笑顔で「おう!」と言って真二に飛びついた。
俺は喜んでいる2人がキラキラして見えた。
もちろん俺は、「俺もやりたい!」と言って2人を抱きしめた。
何からはじめればいいのかわからなかった俺達は、とりあえず俺の家に集まった。
それからネットで『とりあえず歌いたい』という、何も出てこないんじゃないかと思うパスワードを入力し、唯一まともなサイトを見つけることができた。
正直、3人ともまともなサイトが出てこないんじゃないかって思ってたからめちゃくちゃ驚いた。
開くと、そのサイトは、好きな歌を歌い、その歌をサイトにアップして、たくさんの人にコメントもらうというものだった。
よくわからなかったが、歌手をプロデュースする人もよく見に来るサイトのようで、気に入ってもらえれば歌手デビューも夢じゃないらしい。
もちろんその時は3人とも歌手になるなんて思ってもいなかった。
「3人で歌ってみないか?」
いつも真面目な真二の目は見たこともないぐらいにまっすぐだった。
一緒に居た拓也もいつものバカげた笑顔ではなく、期待に満ちた笑顔で「おう!」と言って真二に飛びついた。
俺は喜んでいる2人がキラキラして見えた。
もちろん俺は、「俺もやりたい!」と言って2人を抱きしめた。
何からはじめればいいのかわからなかった俺達は、とりあえず俺の家に集まった。
それからネットで『とりあえず歌いたい』という、何も出てこないんじゃないかと思うパスワードを入力し、唯一まともなサイトを見つけることができた。
正直、3人ともまともなサイトが出てこないんじゃないかって思ってたからめちゃくちゃ驚いた。
開くと、そのサイトは、好きな歌を歌い、その歌をサイトにアップして、たくさんの人にコメントもらうというものだった。
よくわからなかったが、歌手をプロデュースする人もよく見に来るサイトのようで、気に入ってもらえれば歌手デビューも夢じゃないらしい。
もちろんその時は3人とも歌手になるなんて思ってもいなかった。

