夢〜明日への奇跡〜(実話)

『綺麗ー!感動!』

『あはは…麗奈ちゃんのリアクション好きやなー!寒くない?』

そう言うと先生は自分のコートを私の肩にかけてくれた。私達は高台に上り海も景色も最高な場所を見つけ座った。

『本当に綺麗ー!隣街にこんな素敵な場所があったなんて知らなかったです』

『俺も一度来て見たかったんだ。カップルだらけだから野郎だけじゃつまんないしな(笑)』

誰とも来たことないんだ…何か嬉しいなぁ…
これってデートなのかなぁ
『麗奈ちゃんの手冷たいなぁ』

突然先生が私の手の上に置いてきた。

『今日の麗奈ちゃん大人っぽいね…可愛いけど無理しちゃだめだよ』

『えっ…』

『俺麗奈ちゃんのそのままが大好きなんだ…背伸びしなくていいんだよ…
そうゆうところも愛しいけどね。
俺初めて麗奈ちゃんを会場で見て何かすごい惹かれるもんがあってあの日バーで偶然会えて運命だって思ったんだ…』

うそ…これって…告白?
私は頭の中真っ白だった。