亮と学校以外で会うのは、もちろんこれが初めてなわけじゃない。 だけど、今恋人としてで会ってるわけで、今までとはちょっと違う、特別な気持ち。 「行こっか」 「うん……」 亮が歩き出して、あたしも隣を歩く。 「ん」 「ん?」 あたしの前に出された亮の手。 その意味がわからず、きょとんとするあたしに、亮はあたしの手を握った。 「!!?」 え、え?? これって、こ、恋人繋ぎってやつじゃないの!? あたしの体温は繋がれている手を中心に、急上昇していった。