溺愛窒息Kiss


自分の席につき、「はぁ……」と溜息をつく。


あたしこんなに人だったっけ……




「なに溜息ついてたんだ」

ドカッ、と拳が降ってくる。


「ったぁ……」

「憂が溜息とか珍しいじゃん。難しい顔はよくしてるけど」

「美麻か」

「なんかあったの?」


そういえば、美麻には言ってなかったな。

亮と付き合うことになったこと。


昨日は実感なかったし自分の心の中も色々と大変だったから。


忘れてた。


「うんまぁ……」

「えーなになに?」


あたしの言葉に身を乗り出して食い尽く。



「実は……―――」