あたしの体温が一気に上がったのがわかった。 「……うん」 「ほら、行くぞ」 再び歩きだした亮についていくのがやっとで。 周りに人がいて、見られた恥ずかしさよりも、亮に撫でられた頭のほうが気になって。 ほんと、亮にドキドキさせられてばっか…… 亮は、 「余裕ありすぎだよ……」 ボソッと亮に聞こえないぐらいの声で呟いた。 「じゃぁ、また放課後行くから」 「うん、バイバイ」 亮の教室の前で別れ、自分のクラスへ向かった。