学校が見えてきて、生徒達もチラホラと増えてきた。
ほかの人達からはあたしと亮ってやっぱ恋人に見えるのかなぁ……?
今まで考えていなかったことを考えて、急に照れてくる。
はぁ……
落ち着いてあたし!!
皆はあたしと亮が付き合ってるの知らないんだから!!
隣の亮をちらっと見る。
やっぱいつもと変わらず普通の表情。
「なに?なんか俺の顔についてる??」
「へ?え、う……ううんっ!ごめんっ」
あ゙ー………ほんと嫌になる!!
自分の頬をパンパンと叩いていると、頭にフワッと温かい体温がのっかった。
「そんな焦んなくていいから」
そう言って亮はあたしの頭を優しく撫でた。


