ピンクの遮光カーテンから漏れる太陽の光が、朝だというのを知らせる。 布団の中からモソモソと起き上がる。 ぼーっとする頭で、昨日のことを思い出す。 そっか……亮と想い通じたんだっけ…… 頬が赤くなったのが自分でもわかった。 なんか、実感わかないなぁ…… でも、嬉しい…… 自分の胸に手を当てる。 考えただけでドクンドクンと脈打つ心臓。 このトキメキは“片想い”のじゃなくて、“両想い”のトキメキなんだ―――― 朝食を済まし、ローファーを履いて外に出た。 「よぉ、おはよ」