★逆恋☆

休み時間に毎回来るので


あたしと真衣2人で話す時間が少なくなって







逆に涼くん含めて3人で
どうでもいいような話をするようになった。















正直


すごく困ってる。


















なのに

今日も昼休み時間になると

すぐさま涼くんがやって来た。








「ふーじなーみさーんッ!!」



「げι」








本人には聞こえないぐらい小さな声で呟く。





「今日のお昼はなぁーに??」




あたしの呟きに気づくことなく問いかける涼くん。




「……メロンパンと苺ミルク。」



抑揚のない声で答える。

今日はお腹があんまり空いてないから少なめ。





「ふーん♪」






涼くんがまじまじとあたしを見てくる。