諦めずに何回も聞いてくる涼くんに
あたしはただただ
言葉を濁すばかり。
もうすぐ次の授業が始まるという頃になって
やっと涼くんが折れた。
「そっかぁ……答えられないんだね…」
落ち込む顔を見て罪悪感を感じつつ
その言葉を聞いてホッとするあたし。
これで終わりかと思った。
けど……
「だけど僕
藤波さんから直で聞くまで
絶対諦めないからねッ!!」
可愛くはにかむ涼くん。
「え゛??ιι」
「またね藤波さん★」
驚くあたしを見て
涼くんは自分の席に帰っていった。
前言撤回。
涼くんは諦めてなかった。
あたしはただただ
言葉を濁すばかり。
もうすぐ次の授業が始まるという頃になって
やっと涼くんが折れた。
「そっかぁ……答えられないんだね…」
落ち込む顔を見て罪悪感を感じつつ
その言葉を聞いてホッとするあたし。
これで終わりかと思った。
けど……
「だけど僕
藤波さんから直で聞くまで
絶対諦めないからねッ!!」
可愛くはにかむ涼くん。
「え゛??ιι」
「またね藤波さん★」
驚くあたしを見て
涼くんは自分の席に帰っていった。
前言撤回。
涼くんは諦めてなかった。
