悩んでいると涼くんが口を開いた。




ざわざわしていた教室だったけど


何故か涼くんの声は
はっきりと聞こえた。












「藤波さんさぁ、昨日学食で何してたの??

僕に何か用事とかあった??」




にっこりと笑う涼くん。















何故だか分かんないけど












その時の涼くんの笑顔から

あたしは目が離せなかった。