「飲まねーの??」





顔を真っ赤にして必死にお茶を拒むあたしを不思議そうに涼くんは眺めた。


















飲まないんじゃなくて


飲めないのーーー!!!ιι














「ん゛グッ………」








そろそろ本当に息が出来なくなってきた。














ヤバい――………


息が…………。
















苦しさを受け入れるように
そっと目を閉じた。














もう意識はほとんどなくて




まるで霧の中にいるようだった。