★逆恋☆

いやいやいやいや




あたしは頭を振って
自分の推測を否定した。








ない


涼くんが応募シール集めてるとか

そんなワケないでしょー














「何見てるの?」





でも気になって仕方がなかったから


思い切って聞いてみた。






「いや……別に。」









涼くんの声は普通だったけど

何か歯切れが悪かった。











あたしが
涼くんの方を見ようとした



その時























涼くんが買ってきたコンビニの
パンとか
ジュースとかが入ってる袋の中に
























チラリと



何か紙のような物が見えた。