★逆恋☆

「はぁ…はぁ…」






人気のない一階の廊下。


あたしは手を膝について息切れしていた。









保健室の時といい

今回といい






結構走ってる気がする。












目の前には視聴覚室。




広い校内をまだ理解していないあたしには居場所が分からなかった。






だからさっきまで走り回っていて

やっと見つけた。
















制限時間はとっくに過ぎている。
















何かされるかもー…ι



憂鬱な気持ちであたしはドアを開けた。