★逆恋☆

その後俺が一点入れて

和哉も一点入れて




結局追いつかれることなく
2ー0で勝った。












優勝候補のチームの一つだったからさすがに疲れたけど


そのぶん勝利がうれしい。








「よ、お疲れ!」


和哉がタオルで汗を拭きながら寄ってきた。







「やっぱ涼うめーな♪」


俺を褒めてくる和哉。





だけど
和哉のパス回しがなかったら勝てなかったろ。





「サンキュー♪」







だけどそんなこと言うのは恥ずかしいから


代わりにニカッと笑って

和哉と拳をくっつけた。