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花畑の向こうには
愛しの彼の姿。

「諒!!」

そう彼の名前を呼ぶと
甘い笑顔を向けて
アタシの方に
走って来てくれる。

彼は片手に持った
一輪の花をアタシの
髪につけて顔を赤くする。

それにつられて
アタシも顔を赤く染める。